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日本小児心臓外科医会

学会方針ご挨拶

代表幹事挨拶

dr_sakamoto  2021年度から代表幹事を務めさせていただくことになりました静岡県立こども病院の坂本喜三郎です。就任にあたり、私の現状認識と気持ちを書かせていただき挨拶とさせていただきます。
 CHSS Japanは『小児心臓外科医は絶滅危惧種!?』と叫び始められた2015年に設立され、『この症例をどうする?!』で始まった学術領域は “日本小児循環器学会・学術集会中に定期開催されていた手術手技研究会の流れを引き継ぎ” 2020年からCHSS Japan手術手技研究会に発展、また、3Dモデルを利用した若手・中堅医師のための手術手技セミナーは7回の実績を重ねながら確実に進化し、いま正に小児・先天性心臓外科医の基盤学会としての足元を固めつつあると思います。
 それでは、小児・先天性心臓外科医の基盤学会として為すべきこと、成すべきことは何なのでしょうか。私は、『世界トップレベルを走る日本の小児・先天性心臓外科医療を、時代と世界の流れに対応しながら発展し続けられる体制を、会員一丸となって作り上げるために貢献すること』と信じています。世界でも突出した少子化と手術症例数の頭打ち、働き方改革などの国内課題はもちろん、欧米との連携はもちろん現在も人口と手術数の増加が続いているアジア各国との連携などの国外課題も数多く、現在直面している壁の克服が一筋縄ではいかないと感じているのは私だけではないはずです。だからこそ、小児・先天性心臓外科医である我々自身が、立場の壁を超えて、年齢の壁を取っ払って、心を開いて『日本の小児・先天性心臓外科の未来』について話し合い、一緒に前に進んで行こうとまとまれる場の存在が大事で、CHSS Japanこそがこの場に成るべきであり、成れると信じております。私自身はCHSS Japan代表幹事として、日本の小児・先天性心臓外科領域の次世代育成を含む継続的発展、アジアの中での日本、世界の中での日本についてCHSS Japanが為すべきこと、成すべきことを実現するための努力は惜しまない所存ですので、ご支援、何卒よろしくお願いします。
 千里の道も一歩から。まずは顔を付き合わせ、腹を割って話すことから始めようではありませんか。

第三代 CHSS Japan 代表幹事 坂本喜三郎

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